ジム・アサルトカスタム

「狂人と、常人の違いは、自分自身が狂人かどうかを知っているか否かである。」
 
 

このページは、一部暴力的な表現を含んでいます、あらかじめご了承下さい。


前のアップの日付から逆算するに、製作期間は2ヶ月。比較的短い期間で製作した割には良く出来ていると言える反面、色々とミスがあったりして、趣深いというか、なんと言うか。とにかくうっかりミスが異様に多い作品です。 でもって、なぜだか写真写り悪いです、こいつ。本物はもっとかっこえぇです。

どういった感じで始めたかというと、いつものように思いつきで始めました。

むしょーにジムスナイパーカスタムが作りたくなったというのもありますが、08小隊のジムスナイパーカスタムが格好悪すぎたのです。
んで、まとめ買いした模型の中のジムスナイパーと08小隊のジムスナイパーをニコイチするという、誰もが考えるネタをすることに。

突然ながら、真夜中に製作開始。押入れの中にしまわれているはずのジムスナイパーカスタム(MSV)を探し始める。
となりのお兄さんゴメンナサイ、下のおばさんゴメンナサイ。
 

しばらくほったらかしの時期もありましたが、完成一ヶ月前ぐらいから、一気に作り上げました。 この頃は、ガンダムシールド(連邦の純正シールド)がついてました。後に付け足したオプションバーニアに干渉するのでボツになりました。現在はキット付属の小型のシールドがついていますが、当初はシールドが重ねられるようになっていました。 標準では装備していないですが、連邦の純正シールド似合うと思います、ジムスナイパー。
 

とにかく、シールドも含めて、色々と変更
 

製作途中にむしょーにショットガンを撃ちたくなったので、スナイパーライフルを改造してショットガンを作成。思うに、メタルスラッグ2(SNKが発売しているTVゲーム)の影響かと思われます。

となると、もはや狙撃用ではなく、強襲用なので、名称をジム・アサルトカスタムに変更しました。

と、言う事で、ジム・スナイパーカスタムとは色々と違う点があります。
 
 

武器
キットの変更箇所はもちろんあるのですが、大きいのはやはり武器の違い。
 

ジムスナイパーには以下の装備が標準及びオプションで存在します。
メイン:スナイパーライフル(キット付属)
サブ:ビームピストル (設定より)
オプション:バズーカ砲 (設定より)
格闘:ビームサーベルボックス (キット付属)

ですが、ジムアサルトには以下の装備が付いてます
メイン1:ビームショットガン
メイン2:2丁ビームライフル
格闘1:バスタービームサーベル
格闘2:ビームサーベルボックス
防御:シールド

メイン1:ビームショットガン
事の始まりのこのビームショットガン。一応設定をでっちあげると、 GM標準装備のビームスプレーガンを大型化したもので、対MA用といった感じ。 出力が大きいため、一撃ごとにバッテリーカートリッジをいれかえる必要がある(ポンプアクションだ、いえぃ)。ポンプアクションは再現していませんが、それらしいものを下部につけました。ジムに組み合わせずに、一方的に作ったので、 いまいちポーズが決まらないのが難点。マニアの人は、何のパーツを使っているか当ててください。

メイン2:2丁ビームライフル
GMスナイパーキット付属のスナイパーライフルを使おうかとも思ったのですが、やはり前線の混乱のさなかにスナイパーライフルは使えないと判断し、陸戦ジム付属の標準のライフルを使用しています。最近流行りっぽい2丁(拳銃)ビームライフルです。あとで思いついて付けたのですが、結構かっこいいので気に入ってます。右手はキット付属の手ですが、左手は改造してつけました。無理やりつけたので、良く見ると人差し指がなかったり。引き金引けません(笑)。

格闘1:バスタービームサーベル
強襲用となると、チームのトップで斬り込んでいくだろうってことで、右手マウントのハデ目の武器です。 元は付属のミサイルランチャーの基部。前回のリガズイカスタムでグリップを使用したので、その余り部品の再利用です。 一応ブレードストッパーも兼ねます。 サーベル自体は、MGジムカスタムのクリアパーツを使用しています。 サイズが1/100のものなので、1/144のにつけると、大きくてハッタリが効いて良いかと。

格闘2:ビームサーベルボックス
元々付属のビームサーベルボックスを左手に装着。 シールドとの兼ね合いで、取り付け位置は腕の下部へ。この辺から何かが狂い出したような気がします。 バスタービームサーベルと一緒に二刀流も可。

その他:オプションバーニア
ノーマルの状態でも、バーニアの数が十分に多くて大丈夫だと思いますが、両肩にバーニアをセットしました。 これにより運動性を上げようと言う事です。 固定式ではなくて、しますので、オートでいろんな方向に向きます。結果、運動性がさらに向上、パイロットとMSの人馬一体の動きを実現。 どんどん切り込んで行きます。 後で気付きましたが、パーフェクトガンダム?(レッドウォリア)に似た機構がありますが、真似したわけではありません。 ちなみにパーツは陸戦ガンダムの足首を使用しています。
 
 

本体の改造個所
さて、本体の改造個所です。 陸戦ジムベースのジムスナイパーの形が余りに違うので、色々と変更。
 

頭:
バイザーはGMスナイパーから拝借。頭自体は陸戦GMのを使用。側面に穴をあけただけで上手くはまりました。ただし、バイザーの穴とカメラの位置がどうも並びません。他の変更箇所は、オリジナルGMには存在しないあごを削ったこと。しなくても印象は変わらなかったと思いますが、なんとなく。

ボディ
プラ版で厚みを増しています。肩に陸戦ジムの肘関節を使用した関節を追加。上下、左右のスイングが可能に。これにより、ポージングが上手くいくようになりました。あと、首を少し延長。頭にバイザーがつくと、どうしても首が短くなるもので。胸のエアダクトは陸戦タイプと標準のものとは全然形が違うので、少々変更が必要でした。

バックパック
バックパックのデザインは変更ありませんが、そのままだと取り付けが出来ないのでプラ版で加工。 MSVジムスナイパーの説明書をなくしてしまったんで、デカールの位置がわかりませんが、それらしいところに貼りました。

腕:前腕はプラ版で2mm延長。ガンキャノンのキャノンの関節を流用して肘に関節を追加。160度ぐらいは曲がります。ビームサーベルがバックパックについているわけではないので、(腕をそっちに伸ばすことも無く、)無駄な改造と言えば無駄ですが、延長という意味でやりました。肩アーマーはプラ版を足してカッコ良くアレンジ。バーニアも足したのでかなり大きいです。 作っている最中に、人食いウサギに取り憑かれましたので、左肩にそのマーキングを。


余りいじっていませんが、例によってフロントアーマーを左右独立稼動に。 フロントアーマーに、燃料タンクらしきものがGMスナイパーにはついていますが、サイズが合わなかったので付けませんでした。 ガンダムで言う黄色いブロックのことです。ヘリウムが入っているそうな。
リアアーマーにビームショットガンのマウントラッチを追加。陸戦ジムベースの奴にもせめてここに標準でロングレンジビームライフルのラッチを付けて欲しかったですね。
サイドアーマーには、グレネードを取り付けようかと思ったのですが、そう考えた時点でかなりごちゃごちゃとついていたので、あえて取り付けませんでした。 決して手抜きではありませんのであしからず。


太ももは中ほどで切断して、関節を追加、回転が可能に。2mm程延長しています。下側はプラ版を貼って、厚みを増しています。
すねは、デザインが全然違います。まずは、フロントに陸戦GMのショルダーアーマーを足して冷却装置らしく加工。エアダクトはGMスナイパーの純正の物を使用。後ろにも同様に純正部品を使用してバーニアを追加。
かかとは、足の裏にプラ版を張って1mm全高を上げています。そのままだと接地が悪かったので、ななめに削りを入れました。かかと関節は無改造なので、接地が悪いです。ここも改造すれば良かったと少し反省。
 

カラーリング
ジムスナイパーとの 区別化を図るために、の代わりにインディーブルーを使っています。最初は明るすぎたと思ったインディーブルーですが、後で見るとまぁ良いかと納得。 なんだかレイズナーを思わせるカラーリングですね。 後ろと横は、バーニアのがあるので結構メリハリがきいていますが、正面から見ると、青と白だけなので、ちょっと地味かも。 そう思って、今回は>デカールを貼ってみました。赤なので丁度良かったかも。 ガンダムでは、伝統的(?)にコックピット周りを赤とかで塗っているのですが、いい標的になると思うのは拙者だけでしょうか。 実際ののところ、宇宙戦では距離や環境のせいで、目視による識別は不可らしいのでこういった心配は必要ないらしいです。
 
 

うっかりミスの内訳(今回の反省点)
1:まとめて後でクリアーでコートしようとおもったのですが、つや消しの場所と、つやありの場所があったので、結局コートは断念。それぞれの個所を塗った時点でクリアを吹くべきでした。
2:シンナーを塗装済みのパーツこぼしてしまい、慌てて拭いたら塗装がはげました。よって、何箇所か、塗装をやり直すハメに。
3:マスキングで色の塗りわけをしましたが、境の個所のみマスキングして、他をしていなかったので、いらない個所に色がっ。これも塗りなおしになりました。
4:クリアを吹こうとして、吹いてみるとパールホワイトでした。 →またしても色の塗りなおし。
5:手首のパーツをなくした。 →ザクの手首を使って作成。

主に塗装に関するミスが多いです、スプレー塗装はまだ初級な腕なのでもすこし頑張ろうと思います。塗装よりも、プロポーション改造などの作業を重んじる人が多いそうなのですが、塗装は思ったよりも重要だそうで、コンテストでも、キット素組みのものを綺麗に塗装しただけで入賞、ってケースを意外と見ます。
 


後から気付きましたが、この作品は、自分好みのジム系量産型を作ろうとして、他の作品になってしまったって事があって、それの復讐っぽいです。


おまけ:製作途中と、ポーズ集

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